19/3/19~3~リフト(Lyft)がIPOへ仮条件決まる・種類株による議決権問題に投資家不満/かんぽ生命がESG投資のため自家運用増やす/トルコ、白人至上主義グループに関与の米兵調査
備忘録がわりにニュース記事を独断で掻い摘んでまとめます。
このニュースまとめページは日中随時更新します。
概ね4記事ごとにまとめます。
また、のちのち検索しやすいようタイトルに内容を軽く記すようにします。
前回はこちら:19/3/19~2~オレグ・デリパスカ氏、米政府を提訴/電池ファルタとBMWなどEV電池で公的支援申請/インド政府統計に疑い/H&MのQ1決算
リフト(Lyft)がIPO仮条件設定、21億ドル調達狙う-米国で今年最大
リフトのIPO仮条件が決定
公開株式数3080万株 + オーバーアロットメント量不明
一株当たり62-68ドル
二重株式構造を採用しており、共同創業者二人に大きな議決権が与えられている。
リフトのIPO文書によると、米国内シェアは2018年に35%⇒39%に拡大。
これはウーバーの自滅によるもの。
売上は二倍ペースで増えているが、赤字も1.5倍ペースで増えている。
果たしてどうなるか。
かんぽ生命、19年度以降に株式の自家運用を倍増 4000億円めど
かんぽ生命が2019年以降に株式運用の自家運用比率を引き上げる。
他社に運用を委託するよりも自分達でアクティブ運用した方がコストが安くていいんじゃないか?という考え・・・
かと思いきや、どうもそういう話じゃないらしい。
中身を読めばわかるが、これはESG投資を意識して投資をするための決断とのこと。
既存のESG投資の方法を利用すると、実は運用成績が悪くなる、逆相関関係が見つかったとのこと。
自分達独自のESG計算だったら運用成績は逆に良好になることを発見したので、それを利用してみたい、とのこと。
まずは300億円規模でスタートし、将来的には1000億円規模をめどに拡大していきたいとのこと。
個人的には、何か嫌な予感がする。
なんでもそうだが、投資において自分の手足を縛るようなことをしちゃダメだろう。
リフト(Lyft)の二重株式構造、投資家がIPO前に計画撤回を要請-FT紙
共同創業者二人ローガン・グリーン氏とジョン・ジマー氏にはクラスB株が配布される。
このクラスBは一株で普通株20株分の議決権がついた種類株。
これにより、議決権ベースでは両社で過半に近い株式を保有することになるとのこと。
こういった例は近年珍しくなくなっている。
そろそろ国際的な枠組みが必要なんじゃないか。
トルコ駐留の米軍兵士が白人至上主義者グループIdentity Evropaに関与か
トルコが駐留米軍兵士を白人至上主義者グループと関連しているとして調査。
なぜ今?という感じがぬぐえない。
トルコではここもと急速に経済が後退している。
統一地方選を直前に控え、イスラミックなナショナリズムを煽りたい政権側の意図があるようにも思える。