【6632】JVCケンウッドの業績・決算と株価~自動車向け事業の落ち込みはしばらく継続か?

【6632】JVCケンウッドの業績・決算と株価

 

今回はJVCケンウッドについてみていきます。

JVCケンウッドはオーディオメーカーのケンウッドと日本ビクターの合併により発足した企業です。

もともとはオーディオメーカー、およびコンテンツ企業(ビクター・エンタテインメント)でしたが、最近は自動車関連事業を育成。

中心事業が変化してきています。

まずはそんなJVCケンウッドの事業内容からみていきましょう。




 

 

JVCケンウッドの事業内容

JVCケンウッドの事業内容は以下のようになっています。

 

 

オートモーティブ分野・・・カーオーディオ、ドライブレコーダー、カーナビなど

パブリックサービス分野・・・無線システム、業務用放送機器、医療用ディスプレイ(TOTOKUブランド)

メディアサービス分野・・・オーディオシステム、ビデオカメラ、コンテンツビジネス(ビクター・エンタテインメント)

 

グラフでもわかるとおり、オートモーティブ分野が近年大きく伸びており、特にドライブレコーダーが好調に推移しています。

 

 

 

JVCケンウッドの業績~2018年Q4

 

JVCケンウッドの業績は上記のようになっています。

通期をみてみると決して悪い数字にはみえませんが、ただし、4Qに限るとやや問題アリです。

同社の問題は4Qの自動車分野の落ち込みでしょう。

とくに早期にOEM供給先が扱い取りやめになったようで、端境期にあるとのこと。

この影響はしばらく続きそうな予感で、そこが一番の問題です。

 

パブリックサービス分野は好調に推移していますが、これが定着するのかどうかはよくわかりません。

たぶん、無線のデジタル化などが影響しているものと思われます。

 

ホームオーディオ、エンタメ分野は黒字が定着するようになっています。

ただ、利益率は非常に低いです。

 

売上の多くは国内向けです。

なお、JVCケンウッドはこちらの発表のなかで、2018年Q4に10億1200万円の減損を出しています。

具体的な内容はわかりません。

 

 

 

JVCケンウッドの株価

週足

日足

 

JVCケンウッドの株価は上記の通りとなっています。

とくに決算発表後は嫌気する動きで大きく下げています。

バリュエーション的にはPERで15倍前後、EV/EBITDAで4倍割れ?という水準ですが(計算間違っているかもなんで注意)

とりま非常に債務が多く、利益率の低いビジネスをしているため危険性は高いかなと思われます。

以上になります。

 

なお、上記はあくまでも個人的見解であり、特定の投資スタンスをお勧めするものではありません。

投資にあたっては自己責任で行うようお願いいたします。

 

P.S.ちなみに自分は同社のオーディオは個人的に大好きです。

ビクターのEX-HR9という機種を使っています。


JVC コンポ EX-HR9

アパート住まいですし、あまり大きな音を出せないため小型のものにしようとコレを選んだのですが、本当に素晴らしい音で驚きました。

この大きさでこの音質は驚異的です。

ハイレゾ対応の上位機種の登場で6万くらいで販売されていることもあるそうです。

個人的にはもう一台欲しいと思う、いいものです。

 

とりあえず、同社には生き残って欲しいと思っています。

頑張ってください。