パナソニックのサイクロン掃除機を買ってみた~マネシタ電器に再会できた~

パナソニックのサイクロン掃除機を買ってみた~マネシタ電器に再会できた~

 

 

さすがマネシタ電器!パナソニックのサイクロン掃除機

本題の通りです。

パナソニックのサイクロン掃除機を買いました。

 


パナソニック サイクロン掃除機 ハウスダスト発見センサー搭載 からまないブラシ エレガンスブラウン MC-SR580K-T 本体寸法(幅×奥行×高さ):238×327×290mm

 

 

いやぁ・・・感激しました。

 

どうして感激したのか?

それは、古い古い「マネシタ電器」に再び出会えたから。

 

 

かつて、日本企業は海外企業の真似ばかりと言われた時代がありました。

家電も自動車もカメラも電卓も日本発祥ではありませんが、Made in Japanが世界を席巻しました。

任天堂だってATARIの真似ですし、純粋に日本発祥なものはほとんどない。

日本人はマネをしまくって稼いできたし、それを良しとしてきた時代がありました。

 

純粋に日本発祥というと、ソニーのWalkmanとかカラオケの機械くらいなものでしょうか?

 

そう・・・思えばWalkmanがケチのつきはじめだったように思います。

「ソニーに倣って、自分達もマネっこから脱却しよう!」

「自社技術でデファクトスタンダードをとっていくんだ!」

みたいな時期がやってきました。

2010年代にかけて、まさにそんなかんじ。

 

それが上手く行けばよかったんですが、実際には日本企業にそういうセンスはなかった。

他人の商売方法を真似ようとして、もとの商売方法も忘れてしまう・・・

まさに邯鄲の歩みみたいなことになっていたのが、ここ30年の日本企業だったと思います。

 

 

パナソニックのサイクロン掃除機はマネシタ電器の再来か

今回、パナソニックのサイクロン掃除機を買って感激したのは、まさにその逆を感じたからです。

パナソニックはかつて松下電器産業と言われていましたが、

別名「マネシタ電器」とも言われるほどのパクりっぷりが評判でした。

発明した元祖よりも、いい商品を、低コストで発売するのがマネシタ電器のやりかたでした。

 

今回買ったパナソニックのサイクロン掃除機は、まさにそんな感じ。

 

・排気はサイクロン式なのでとても綺麗。ほとんど匂いがしません。ダストアレルギー気味の妻にとっても気にならない程度とのこと。

・音は静かです。

・全体的に工作精度、ハマリ方なんかは良いです。ピチッと気持ちよくハマります。このあたりは本家ダイソンを越えていると思います。あくまでも私見ですが。

・掃除機のメンテナンス性は良好です。ダストボックス丸洗いは気持ちいいです。

・髪の毛からまん!この機能をルンバにつけてやってほしい・・・

・コード式でパワフルです。充電式じゃないので長時間利用できます。(まぁ、モーターの発熱が恐いので連続運転は控えていますが)。

・光センサーはとても便利。無駄に同じところを掃除せずに済みます。

・値段はダイソンより安いです。

 

 

かなり、痒いところに手が届く感じ。

さすがマネシタ電器。

こういうことをさせると強いですね。

 

新社長でどういった方針に向かうのか知りませんが、個人的にはこうした「お客様の使いやすさ第一」を徹底させていくマネシタ電器らしさは残してほしい気がします。

EV電池やPDPのような大規模設備投資が必要な事業は、同社の伝統からズレているように感じてなりません。


パナソニック サイクロン掃除機 ハウスダスト発見センサー搭載 からまないブラシ エレガンスブラウン MC-SR580K-T 本体寸法(幅×奥行×高さ):238×327×290mm