18/6/16午後

備忘録がわりにニュース記事をまとめます。

独断で掻い摘んで纏めます。

この記事は日中随時更新します。


13時15分

高級ダウンジャケット、カナダグース・ホールディングスの2018年第4四半期決算

高級ダウンジャケット販売のカナダグース・ホールディングス、2018年第4四半期は144%増の1億2480万ドル、粗利益率62.7%に向上、営業利益は黒字化。

個人的見解:決算の数字をみてみればわかりますが、販管費が凄く大きいです。前期の販管費は売上に対して107%です。この規模の企業で間接部門の人件費などが恒常的にこの水準とは考えにくいですから、広告など販売促進に使われたんでしょう。流行は作られるということです。

 

 

5月の欧州自動車販売は前年比+0.6%、PSA大幅増

5月欧州自動車販売は前年比0.6%増加144万台。1-5月では前年同期比2.2%増。旧東側諸国の伸びが二桁で全体をけん引。PSAグループの急上昇は前年データにオペル/ボクスホールの販売量が含まれていなかったことが理由。ハイブリッドが好調なトヨタ自動車は4.2%増加。

 

メルケル独政権が移民政策で分裂 連立崩壊の危機か

メルケル首相率いるキリスト教民主同盟CDUと、ゼホーファー党首率いるキリスト教社会連盟CSUの連立が破綻の危機。1949年からの蜜月関係に終止符の可能性。移民問題を巡って対立しているとのこと。社会民主党SPDとの連立政権からCSUが抜けると353議席になり、過半数を割るとのこと。

 

米マクドナルド、英国とアイルランドで紙ストロー導入へ=BBC

海洋プラスチック汚染が世界的に問題視されてきています。これを受けて欧州連合ではストローなど使い捨てプラスチック製品を禁止する方向で進んでいます。このような流れの中、マクドナルドは紙ストローを導入することに決めたそうです。

 

BRIEF-中国、128の米製品に最大25%の追加関税=財政省

中国が対米報復関税を決定、128の米製品に最大25%の追加関税。

個人的見解:報復合戦が進んでいますが、単なる関税額の勝負でいけば、輸入超過のアメリカの方が有利です。中国は、別の手段も利用して米国を牽制してくると思われます。その一つとして、保険や証券などの国内市場へのアクセスでアメリカ企業だけを排除する可能性があるのではないか、と個人的に思っています。

最近、ドイツなどと関係を密にしているのが気になります。メルケル首相は打診から一か月もせずに習近平国家主席と会談を持てました。他の国の首長ではこれはちょっとありえません。豪州のターンブルなんて会ってすらもらえません。ドイツXETRAには中国の預託証券が売買されていたりするなど、金融面でのつながりが密になってきています。何かあると思います。

 


18時1分

【電子版】米マイクロソフト、無人精算システムでアマゾンに対抗 かごの商品自動識別

個人的見解:無人精算システムは中国企業が先行して開発しましたが(センスタイムやハイクビジョンとかかな?)、記事ではなぜかAmazonが持ち上げられています・・・。このあたりに、米国人や日本人の先入観とか、偏見、驕りみたいなものがあるように思います。

 

【電子版】中国ファーウェイ、豪州の5G整備からも排除か 安全保障上の懸念

個人的見解:先週、ソロモン諸島への通信設備とケーブル納入を豪州の介入で邪魔された華為技術(ファーウェイ/Huawei)ですが、今度は豪州本国での通信設備納入も排除されることになりそうとのことです。

豪州がこういう差別的なことをするから、中国は豪州に対して冷淡な対応をとっているのですが、豪州の政治家はそれがわかっていないようです。

中関係、急速な悪化

 

 

三菱重工、東芝・日立と核燃料事業統合に前向き 宮永社長「合理性あれば可能」

個人的見解:やめる、という選択をしないあたりに日本人経営者の限界があるように思います。原発はもうダメです。しんがりを誰にするかという話になっています。

 

【電子版】米クアルコムのNXPセミコン買収、中国当局が承認

ZTEへの制裁解除が本成立するまで待つかと思われましたが、中国は先にNXPセミコンとクアルコムの統合を承認したようです。これによって両社の買収作業が進展することになります。