18/8/4午後

備忘録がわりにニュース記事をまとめます。

独断で掻い摘んで纏めます。

この記事は日中随時更新します。


 

 

フェデックス、年末商戦宅配に手数料上乗せせず 特殊・大型貨物除き

個人的見解:UPSは既に引き上げを表明済み。これは、運輸業界の競争激化の幕開けになる可能性。

 

シーメンスカンパニー制へ10月移行 強まる遠心力

多様な事業を展開するシーメンスが事業整理をしています。ガス・電力カンパニー、デジタル産業カンパニー、スマートインフラカンパニーに再編。

個人的見解:シーメンスの向かう先は、産業クラウドだと思います。いつか書こうと思いつつ、うまく纏める自信がなくてまだ書いていません。

 

ローム第1四半期決算短信

売上4.9%増、営業利益17.8%増。LSI事業が非常に軟調。トランジスタやダイオードなど半導体素子の増益に依存する形になっている。つまり、市況変動型ビジネスへの移行。昔のような洗練された印象は既にない。そこが市場に嫌気されている部分があると思う。

 

新日鐵住金決算短信

売上6.3%増、営業利益27.6%減

単独粗鋼量がなかなか伸びてこない。設備のヴィンテージがかなり進んでいるため仕方ない面もあるが、これが同社の業績の頭を押さえているように思う。以前も書いたが、この環境では炉材メーカーには追い風になる。黒崎播磨が上がっているのはそういうこと。6月6日に書いたこちらの記事も参照


 

焦点:中国厦門で消費失速、家計債務が米危機前水準に匹敵

幾らか前の記事です。

可処分所得比の中国家計債務比率は17年末時点で78%。20年には100%を超え、グローバル金融危機前の米国が記録した水準に匹敵。また中国で最も豊かな省に含まれる福建、広東、浙江の3省では、すでにこの比率が危機前の米国水準を上回っている状態、との指摘。

これこそが正に、いまトランプ政権が中国を叩く理由だと思います。良いタイミングだと思っているのだと思います。

問題は、中国は生産能力が豊富で、人民元安になれば世界の工場としての地位を再度かためられること。90年代の日本と違って中国は米国の都合を聞く気がありませんから、近隣窮乏化だろうが何だろうが知ったことじゃなくやるはずです。

たぶん今回の貿易戦争の真の敗者は、中国からの生産拠点移転を目論んでいたアジアの国々になると思います。

 

トヨタ最高益の中、系列サプライヤー13社の業績まるっと早わかり

個人的見解:この中で特に好調なのはアイシン、そして特に不調なのがトヨタ紡織だと思う。特に内装材は競合が激しく、Tier2レベルのところも、そしてそこに納入する繊維メーカーも含めて非常に苦戦してきている。カプロラクタムやアクリロニトリル価格は上昇しているのに、繊維の価格が上がらず、内装材の価格も上がらない。マージンが削られている。この流れは二期前くらいから続いており、今期も続きそう。というか止まる気配がない。ちょっと危険な流れな気がする。

 

UR/流山おおたかの森業務用地2ha/大和ハウスに決まる

ダイワハウスが千葉県流山市おおたかの森駅2ヘクタールを落札。また同駅周辺4.8ヘクタールの入札も落札。あわせて6.8ヘクタールの開発用地を120億円強で手に入れたよう。坪単価約58万円程度?

 

日本の株式市場規模、中国を抜き世界2位に

個人的見解:ということは、ポジションの大きくなり過ぎた日本株を売るフラグ・・・