備忘録がわりにニュース記事をまとめます。
独断で掻い摘んで纏めます。
この記事は日中随時更新します。
9月財新サービス業PMI、53.1に上昇も先行き不透明感
9月財新サービス業PMIは53.1。前月の51.5から上昇。新規受注が51.7→52.4に上昇し、これが引き上げた形。
ただし、雇用は49と2016年3月以来の低水準となり、また販売価格も1年1カ月ぶりに低下。投入価格は1月以来の水準に上昇。先行きの見通しも悪化。
総じて好ましいトレンドではないと思う。
インドはイランからの原油輸入を続ける見通し
India will keep buying Iranian crude despite the threat of US sanctions …
インドは米国による警告にも拘わらず、イランからの原油輸入を続ける見通し。
個人的見解:インドはロシアからの地対空ミサイルS-400の輸入も強硬。アメリカはインドに対してプレッシャーをかけていましたが、一切聞く気がなさそうです。
インドは独自外交を展開することで、米中、米ロなどの摩擦から漁夫の利を得ようとしています。
これが成功するか否かは、インドの国内市場が海外に解放され、魅力的な経済的メリットを与えることができるか否かにかかっていると思います。
安倍首相、ブレグジット後の英国をTPPに歓迎と 英紙に
どうやら、英国には環太平洋連携協定TPPに参加する意図があるようです。
個人的見解:どこらへんが環太平洋なのかもはやわからなくなってますねw とりあえず、対中国で封じ込めができるなら環太平洋以外でもなんでも受け入れようという態度です。
米国、イラン産原油の制裁措置について猶予措置を検討
US ‘actively considering waivers on Iran oil sanctions’
米国がイラン産原油にかした制裁措置について、インドなど輸入を縮小している国々を念頭に制裁措置の猶予を検討。
個人的見解:アメリカがインドに折れたかたち。
南アフリカのネネ財務相が自身の解任をラマポーザ大統領に要請
UPDATE 1-South Africa’s rand slides over fin min crisis, stocks hit 6 …
南アフリカのネネ財務相が自身の解任をラマポーザ大統領に要請しています。これによって南ア通貨ランドが下落しています。
個人的見解:これは先日の記事でもお伝えした、ネネ財務相の汚職疑惑によるものです。清廉潔白を買われて財務相についたネネ氏ですが、南ア汚職の中心的存在であるグプタ家との強い結びつきが示唆されてきました。
そういった経緯の中での発言です。
GEが10億ドル規模のエネルギー関連資産をアポロに売却へ
GE to sell $1 billion of energy investments to Apollo Global
GEが再エネ、天然ガス関連を含むエネルギー投資案件をまとめてアポロに売却へ。ラリー・カルプCEO就任の初仕事。
GEのジョン・フラナリーCEOが解任、後任にラリー・カルプ氏~トライアン・ファンド主導か?
中国が輸出時増値税還付率を引き上げへ
China to raise export tax rebates from November 1
中国国務院、輸出時の増値税還付率を11月1日付で引き上げ。
米国との貿易摩擦で落ち込みが懸念されるなか、還付税率を引き上げることで下支えをする動き。
同時に、地方の劣悪な地域の住宅再建設向け特別債発行も認める方針。
ドイツの9月鉱工業生産が低下
Unexpected decline in German industry output hints at economic …
ドイツの9月鉱工業生産指数が市場予測に反して低下
個人的見解:いや、個人的には予想してましたが・・・鉱工業受注の段階で減少しているのに、なぜトレンドを見誤るのか。とりあえず、WLTPはドイツの自動車産業においてネックになっている。もうひとつは建設業がこの月は弱かったことも特徴か。
夏場の低下を秋口から戻すドイツの毎年の動きが今年はないさそう。