備忘録がわりにニュース記事をまとめます。
独断で掻い摘んで纏めます。
この記事は日中随時更新します。
前回はこちら:18/11/17午前
ユーロ圏の10月CPI改定値は前年比+2.2%、6年ぶり大幅上昇
ECBの量的緩和終了を後押しする数字。
ドイツの自動車生産は落ちているし、南欧の一部に国債価格の下落リスクに脆弱な銀行があるが、そういった要素を無視するほかない。
米鉱工業生産指数:10月は製造業が前月比0.3%上昇-予想上回る伸び
製造業は自動車を除いて全般好調。
とくにビジネス機器関連はここもと好調。
設備稼働率は製造業が76.2%
全体の設備稼働率は78.4%
非常に良好な推移。
EU当局、イタリアへEDP手続きをとる構え
EU executive to launch action over Italy budget on Wednesday – sources
欧州委員会、イタリアの2019年予算案をめぐり警告。
このままなら「過剰財政赤字是正手続き/EDP」が勧告されるとのこと。
もし発動されれば、債務問題を巡って発動される初めての例になる。
中米移民3千人、米との国境到着
キャラバン隊といわれる中米移民の大移動が起きていますが、このうち3千人が米国との国境に到着したとのこと。
まだまだ到着の予定であり、全体では5000人とも、6000人とも言われています。
なお、年間に米国との国境をこえるのは50万人ちょっととされ、このうちの1%程度にあたります。
1%程度なので大したことがないとみるか、いや十分に大きいとみるか、人によって感覚は違うように思います。
米家計債務、第3四半期は過去最高の13.5兆ドル=NY連銀
9兆1000億ドルが住宅ローン
学生ローンは1兆4000億ドル
90日以上延滞している学生ローンが9.1%
学生ローンの延滞率の高さに影響され、全体の延滞率も4.7%
中国、私立教育機関に対する締め付けを強化
China private education firms tumble as Beijing tightens grip
中国国務院が、私立幼稚園の株式公開を認めないと表明。
私立幼稚園への投資や買収も禁止するとのこと。
個人的見解:中国では教育熱が非常に過熱しており、このために親族や街金に借金しまくったあげく破産する親も出ているとか。
また、弱視の子供が増えていることも教育熱と関係があるといわれており、政府としても看過できない状況とのこと。
こうした状況をうけ、政府は行き過ぎた教育熱と、それを煽る行為をやめさせようとしている。
ゲーム産業への締め付けと同様のパターナリズムな性質を帯びた規制と言えると思う。
日本の80年代もこういった風景があったが・・・
第3四半期マレーシアGDP、前年比+4.4% 4四半期連続鈍化
マレーシアのGDPが鈍化。
2016年第4四半期以来の低さ。
家計支出と民間支出は好調。
天然ガスやパーム油の生産減少が0.5~0.7%程度下押し。
中国石油化工/シノペックがオルドス−安平−滄州の稼働を発表
Sinopec Starts Major Gas Pipeline Early
かなり早い。
冬場の天然ガス不足を招かないように急いだのがよくわかる。
本来なら2019年2月あたりを予定していたはずだが、3カ月ほど前倒しで稼働開始。
昨年の天然ガス不足に懲りて、今年は各社頑張っている模様。
これで潤うのはパイプライン会社というより、都市ガス会社。