ファーウェイCFOの逮捕を受けて、ナヴァロ、クドローなどが「通商問題とは別問題」とコメント
ファーウェイの孟晩舟CFOの逮捕に関し、要人発言相次ぐ
ファーウェイの孟晩舟CFOの逮捕を受け、米政府要人たちがさっそく「通商交渉とは無関係」とコメントをしています。
ピーター・ナヴァロは「二つは別の出来事」と述べています。
ラリー・クドローも「安全保障の問題であって米中協議は別」とコメントしています。
Kudlow says does not see Huawei issue spilling into trade talks with …
Huawei arrest ‘separate’ from US-China trade talks, says Navarro
トランプ大統領もツイート
トランプ大統領も米中貿易協議は順調だとツイートしています。
China talks are going very well!
— Donald J. Trump (@realDonaldTrump) December 7, 2018
なんだか皆さん、急いでファーウェイCFO問題の火消しに走っているようにみえませんか?
ファーウェイ孟晩舟CFOはなぜ逮捕されるリスクを冒した?
報道によると、ファーウェイの孟晩舟CFOは以前にスカイコムという会社の取締役をしていたとのこと。
この会社はイラン取引でアメリカの制裁対象になったことがあるとのことですが、この件に関しアメリカ政府に孟晩舟CFOは虚偽の説明をしていた可能性が高いのだといいます。
そのため、孟晩舟CFOは身柄の拘束およびアメリカへの移送を避けるために今までカナダやアメリカへの入国はしないようにしていたとのこと。
今回の逮捕は、香港からメキシコへの乗り継ぎのため降りたバンクーバーの空港内で行われたとのことですが、なぜそんなポカミスをおかしたのか、非常に不思議です。
なにか陰謀めいたものでもあるのでしょうか。
華為技術(ファーウェイ/HUAWEI)の孟晩舟CFO(英語名CATHY MENG)、カナダで拘束される~対イラン制裁に違反か?
とりあえず、米政府も中国政府も交渉には前向き
一部には、今回のファーウェイCFOの逮捕がアメリカから中国へのジャブだったはず、との見方もありますが、個人的にはそれは小さいんじゃないかなぁと思います。
むしろ、なぜこのタイミングでファーウェイのCFOは自身の身が逮捕される可能性を理解しながら、カナダを通過するようなルートを通ったのか、そちらの方が謎です。
なにか裏がありそうです。
以上。