ファーウェイ(Huawei/華為技術)をフランスとドイツは排除せず
フランスとドイツが、ファーウェイ(Huawei/華為技術)を排除しない方針
フランスとドイツがファーウェイ(Huawei/華為技術)を排除しない方針を示しています。
これは、先週末のファーウェイCFOの逮捕を受けて出された生命です。
フランスはファーウェイ(Huawei/華為技術)の投資を歓迎するも、一部の投資は制限へ
フランスのルメール財務相は、ファーウェイによる欧州への投資を歓迎すると表明しています。
Huawei welcome in France, sensitive investments can be blocked …
「ファーウェイはこれまでもフランスに投資しているし、投資を歓迎する。重要な役割を果たしてきている」
と述べる一方で、一部のセンシティブな内容に関しては制限することもあると述べています。
ドイツは5Gネットワーク構築でファーウェイ(Huawei/華為技術)を排除せず
ドイツ政府は5Gネットワーク網の構築で、どんな企業も排除しない方針を示していると内務省報道官が説明しています。
特定のサプライヤーを排除することは考えていないと、ファーウェイ製品の排除を拒否しています。
UPDATE 1-Germany opposes excluding suppliers from planned 5G …
ファーウェイ(Huawei/華為技術)製品を排除したのは英連邦+日本
結局、これまでにファーウェイ(Huawei/華為技術)およびZTEの製品排除を発表した国をみていくと、英連邦の一部の国と日本となります。
イギリス、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランド、日本
なぜ日本がこのリストに入っているかといえば、いまだにアメリカの属国だからでしょう。
つまり、日本もじつは英連邦なのですね。
ファーウェイ(Huawei/華為技術)が排除された国では実質的にエリクソンとノキアのみの選択に?
いまのところ、5G網構築でファーウェイ(Huawei/華為技術)にかわるメーカーはエリクソンくらいしかありません。
これに続いてノキアが来年春から夏にかけて開発が完了するはず。
とりあえず、この二社の選択になりますが、当然かなりの高額を吹っ掛けられる可能性はあります。
なんせ安い選択肢の会社、ファーウェイが消えるんですから。
欧州は米国追従を嫌悪、ファーウェイ(Huawei/華為技術)製品を導入へ
結局のところ、欧州は米国よりも中国に近寄った方がメリットが大きいと考えているようです。
また、米国の思うがままの秩序を作られてしまってはたまらない、という意識もありそうです。
とりあえず、ファーウェイは当座は欧州市場(英国以外)は失わずにすみそうです。
・・・が、ここらへんはまだ流動的なように感じます。
とりあえず、ファーウェイの世界進出の野望はかなり挫かれています。
今後の動向には要注目ですね。