ライザップ(RIZAP)の松本晃氏が代表権返上へ~ガバナンス体制の問題に発展か?~
ライザップ(RIZAP)の松本晃氏が代表権を返上、ヒラ取締役に降格へ
ライザップ(RIZAP)の松本晃氏が代表権を返上してヒラの取締役になるとのことです。
これで、代表権を持つのは瀬戸健社長のみになり、権力の一本化が図れること、それが目的だと説明されています。
しかし、これを額面通りに受け取る奴は皆無でしょう。
明らかにこれは権力闘争、路線闘争です。
ライザップ(RIZAP)の松本晃氏は、これで二度目の降格人事
ライザップ(RIZAP)の松本晃氏にとって、今回は二度目の降格人事ということになります。
一度目は10月1日付のCOOからの解任。
そして今回は、代表権の取り上げです。
ライザップ(RIZAP)松本晃氏の代表権返上と同時期に、取締役が2人退任へ
この松本晃氏の代表権返上にあわせ、ライザップ(RIZAP)の買収戦略を推し進めてきた取締役2人が退任するとのことです。
この二人の取締役と松本晃氏の関係が上手くいっていなかった、とみるのが妥当だと思います。
そして、権限を瀬戸健社長に一本化するといいますが、個人的な見立てでいくと、彼に権限が集まっても、彼はそれを行使できるだけのタマじゃない。
お飾りだと思っています。
真の実力者は別にいるんじゃないかと、感じます。
ライザップ(RIZAP)の真の実力者はだれ?
自分は、ライザップ(RIZAP)の真の実力者は、代表取締役社長の瀬戸健ではないんじゃないか、という気がしています。
とくに今の取締役会のメンバーのうち3人は同時期に入社していることから考えるに、なにかあるんじゃないか・・・と感じています。
もちろん、ただ偶然だった可能性もあります。
しかし、なんとなく雰囲気を感じるのです。
とりあえず、
ライザップはプロ経営者の集まり
のように表現していますが、古参の連中のなかには経営実績の見えない事業をやっている者もいます。
今後これらの人々がどうするか?興味があります。
また、どういった経緯を辿ってこういった異形の経営に向かったのか、そこに外部のなんらかの組織の関与がなかったのかどうか、そういった点にも興味があります。
以上です。
関連
RIZAP(ライザップ)の松本晃代表取締役がCOO職を外された理由
ライザップ(RIZAP)の業績をみてみよう~負ののれんと割安購入益~