2019年1月7日 米国株式市況概況

 

 

 

 

前営業日⇒2018年1月4日 米国株式市況概況


 

昨晩のNY市場はダウ、ナスダック、S&P500、ラッセル2000揃って上昇

特に小型株指数のラッセル2000の上昇は他の指数を大きく上回っており特徴的

この日から米中貿易交渉次官級会議が始まっているが、ウィルバー・ロス商務長官が交渉の進展に極めてポジティブである旨の発言をしたことで、これを市場は好感。

先週からの地合いを引き継いで上昇した。

しかし上値には戻り待ちの出やすい水準となっており、短期的な戻りの節目を前に足踏みする展開となった。

この日は情報技術、半導体、自動車、エネルギー関連などが上昇

 

個別には、ゴールデングローブ賞5部門受賞と伝わったネットフリックスNFLXが上昇

イーライリリーLLYによる買収を好感してロクソLOXOが66%の上昇

ブリストルマイヤーズBMYとの統合を予定するセルジーンCELGなども上昇した

アナリストの格上げからマイクロンMUも高く、半導体株全体を底上げ

一方でPG&Eは破産を懸念して22%超の下げ

格安証券取引システム稼働と伝わり、競争激化を嫌気したうりものがインターコンチネンタルエクスチェンジICEなどにあつまった。

メドトロニックは業績予想に警戒を示し急落

たばこ業界のアナリストが電子タバコとの競合、および規制強化の流れのとばっちりを警戒してアルトリアMOやフィリップモリスが下落

合算出来高は81億株