ライザップ(RIZAP)がジャパンゲートウェイを萬楽庵に譲渡
「結果にコミット」のライザップ(RIZAP)、ジャパンゲートウェイの企業再生はコミットできずに売却損計上へ
ライザップは1月25日の取締役会で、連結子会社ジャパンゲートウェイの株式を萬楽庵に売却することを発表。
譲渡額は非公開ながら、2019年3月期第4四半期に関連損失として約8億円の売却損を計上するということです。
ライザップ(RIZAP)が買収したジャパンゲートウェイとは?
ジャパンゲートウェイは、レヴール、メルサボン、リガオス、アンヴィ、チョイス、ヴォルーテなどのブランドを抱えるシャンプーなどの企業。
石油系成分ゼロや高純度石鹸配合、ノンシリコン、薬用スカルプケアなどの謳い文句で高く販売しており、一部には人気の商品のようです。
2017年にライザップ(RIZAP)はジャパンゲートウェイを買収しましたが、うまく業績を立て直せずに売却することになりました。
ライザップ(RIZAP)がジャパンゲートウェイを売却する萬楽庵とは?
萬楽庵はレンタルスタジオや茶室などを運営する名古屋市の投資会社だそうです。
創立は2009年、リーマンショック後すぐということですね。
最近ではマンションへの投資なども行っている模様ですが、よくわかりません。
ホームページもありますが、非常にシンプルなものとなっています。
manrakuan.co.jp/manraku/
うーん?
とりあえず、ライザップ(RIZAP)は負ののれん目当てで買収した企業を手放す段階
とりあえず、ライザップ(RIZAP)としては負ののれんで最終利益を嵩上げしてきたのが周知されてしまった今、その手法を使うことはもうやめようということのようです。
ライザップ(RIZAP)の業績をみてみよう~負ののれんと割安購入益~
今後は負ののれん目当てで買収を繰り返してきた当時から逆回転が続きますので、特損が相次ぐことになるのではないかと警戒されています。
なお、ライザップ(RIZAP)は負ののれんで嵩上げされた決算をもとに増資を行い、成功してしまいました。
当時、新株に群がった連中はカモにされたことになりますが、果たしてどうしたことやら。
とりあえず、いろいろと興味深い会社ですね。
以上です。