19/3/21~3~スパイバー・人口毛のかつら開発でアデランスと提携/豪・移民受け入れを15%削減/中国勢・半導体製造装置の内製化急ぐ/産業革新投資機構JICの報酬、3000万円が軸
備忘録がわりにニュース記事を独断で掻い摘んでまとめます。
このニュースまとめページは日中随時更新します。
概ね4記事ごとにまとめます。
また、のちのち検索しやすいようタイトルに内容を軽く記すようにします。
前回はこちら:19/3/21~2~甘利明・日本にも国家経済会議NECが必要/フォードもEV投資/世界の株主還元265兆円/米墨、移民対策雇用創出に100億ドル?
豪、移民受け入れを約15%削減 都市部の人口集中緩和目指す
移民が住みたがるのは都市部のみ。
都市部の過密化した住環境のせいで地価が局地的に上昇したり、
インフラ整備が追い付かない、既存住民との軋轢が増えたなどの不具合が出てきた。
こうしたことから、移民受け入れ方針を修正。
今後は、田舎で3年以上生活した人に優先的に永住権を与えるなどのプランが検討されているとのこと。
個人的見解:都市部の地価は移民による旺盛な需要により支えられた部分が大きい。
果たしてこれがやや陰りの目立つ不動産市況にどう影響するか。
そこが重要じゃないだろうか。
アデランス、スパイバーと人工毛を共同開発
蜘蛛の糸を人工的に作ることに成功したスパイバー
ゴールドウィンとスポーツウェアに応用することが決定しているが、
今度はアデランスとともに、人毛同様のパーマ耐久性などを持たせた製品の研究を開始
新たな需要先開拓を狙う
社長報酬「3000万円」参考に 役員一斉辞任の産業革新投資機構JIC
JIC産業革新投資機構が社長報酬の基準として3000万円を軸とする方針を決定
JICに関しては、昨年に報酬問題と経産省の関与の度合いを巡って経営陣が一斉に抗議の辞任をした経緯がある。
⇒産業革新投資機構(JIC)の田中正明社長ら9人が辞任~経産省主導の人事に転換か~
果たして3000万円程度で本当に優秀な人材が集まるのだろうか。
海外の優秀なファンドマネージャーにとっては、その程度の金額は名誉職としての意味しかない。
ある意味これはやる気の搾取である。
政府は民間企業には賃上げをするよう要請しているが、政府自体がシブチンっぷりを見せつけている。
これでは逆・隗から始めよ、である。
中国勢、半導体の内製化急ぐ 製造装置の展示会開幕
目下、米中貿易戦争が進行中。
米国国家経済会議NECの勧告に従い、米国の半導体製造装置メーカーなどは中国への輸出を手控えたり
逆に中国企業側が半導体製造装置の調達をアメリカからやめ、日本などからの輸入に振り分けたりしている。
⇒19/3/19~4 ~クリミア半島にツポレフ社製TU-22M3配備/公示地価、地方住宅地も上昇/2018年半導体製造装置メーカーランキング、日本勢が急上昇/ソフトバンク、就労時間の喫煙休憩禁止
こうしたなか、中国企業は自分たちでも半導体製造装置を作ろうと頑張り始めている。
たぶん、あと10年もしたら、中国は自前でかなりの水準のものを作り上げるのではないだろうか。
世界的な規模で、各国特許法の間接侵害行為についての拡大を共同で行わないと、大変なことになるんじゃないかと思う。