2019年2月7日 米国株式市況概況~米株ヒートマップ・S&P500・米国債・WTI原油チャート~
ヒートマップ
S&P500
米10年債利回り
WTI原油
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昨晩のNY市場はダウ、ナスダック、S&P500、ラッセル2000揃って1%弱の下落
米中首脳会談が2月中に行われないと発表され、これを嫌気して売られたとの解説が市場関連のニュースでは流れている。
ただ、それはひとつのキッカケにしかすぎず、単に下がるべきタイミングで下げただけに思う。
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米国株は短期の上昇モメンタムに沿って買いが集まっていただけ、センチメントの極端な悪化が和らいだだけであり、ここから先はシナリオの練り直し局面に入る、と個人的にはみている。
とりあえず、そんなタイミングで都合よくネガティブ材料が出てきただけのことだと思っている。
セクターでみていくと、
この日、上昇したのは公益株とREIT・不動産関連、それと自動車部品販売業、ゲーム関連株など
公益と不動産は高配当のディフェンシブセクターという扱いだが、通信は今回は上昇しておらず、また生活必需品も鈍い動き。
ゲーム関連はここもとの下落が急だったことによるリバウンド。
自動車部品小売業はよくわからない。
逆に値下がりは広範囲。
半導体、情報技術などはここもとの上昇を利食う動き。
エネルギーセクターはEIAの数字、およびクッシングの在庫状況をみてのものか。
バイオ関連、製薬関連も薬価引き下げ議論のなか軟調な動きを示すものが多い。
なお、リージョナルバンクのサントラストをBB&Tが買収へ。
地銀ではあるが、時価総額で言うと日本のみずほなどを抜く。
ドイツ銀なども圧倒。
とりあえず、単なる地銀ではない。
これを受けて他の地銀株も堅調なものが多い。
なお、合算売買高は78.2億株
以上。