Bricksとかユニコーンとか、名前がついたらブームおわりだと思った方がいいという話

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この記事はコラム記事です。

ニュースまとめに書くには個人的意見すぎる&長すぎるものをコラムとして纏めただけのものです。

興味のない人にはどうでもいい記事だと思いますので、読み飛ばしてください。


ユニコーンバブルの本質は、ソフトバンク、アリババ、ビジョンファンドなどファンド筋による金融緩和を背景にした赤字企業のキャッチボールじゃないの?・・・という話。

 

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とりあえず、本題から入ります。

 

先日、こんな記事がロイターに出ていました。

コラム:ソフトバンクとアリババ、関係複雑化に要警戒

 

全くその通りだと思います。

そしてもっと言うと、ソフトバンクビジョンファンドなどのファンド筋もここに関係してきますね。

いまベンチャー界隈で起きていることは、世界的な金融緩和を背景にした事業会社やファンドによる積極的な資金調達と、そのマネーを利用したリスク管理度外視の積極投資だと思います。

いや、「積極投資」という表現は間違っているかもしれません。

投資とは思えません・・・投機ですらない。

なんというか、マルチ商法の商材ビジネスと似た匂いがします。

ユニコーン=商材

商材を回して稼いでいる胴元の連中が羽振りの良さを見せつけて、それに憧れた情弱(日本の地銀とか)が群がる・・・そんな構図なんじゃないですか?

いや、よくわかってませんよ。

おいらは、ここら辺の詳しいカネの流れをきっちり見られる立場にいるわけじゃありませんから憶測でしかモノを言えません。

ただ、なんかこう、ニオイが同じなんですよね。

 


 

自分が子供のころも、同じような光景がありました。

新進気鋭の画家の新作、売り出し何百万円!とか。

ほとんど無名の画家の作品が、数十万って値がついて、

それがアレヨアレヨという間に数千万って感じで値上がりしていくんです。

これは良い投資先だと、金持ち連中がみんな挙って群がりました。(自分はカネを持っているだけじゃなくて「ゲイジュツ」を理解する能力もあるんだぞ、といいたげでした。)

でもこれ、実は画商が投げ合って価値を吊り上げてたんですよ。

あとからいろいろ判明したことによると、政治家への迂回献金のルートにも使われたそうです。安い価格で買わせてあげて、あとから価格を吊り上げて、同業の仲間に買わせて、その同業からは別のを買ってあげる・・・

そうやって複雑にゴミのような画とカネをキャッチボールしあっていた事実は、あとあとになって多くの人が理解することになりました。

 

 

多くの金持ちは、この時になって「ゲイジュツ」に対してカネを出していたことを恥じました。

こんな恥ずかしいものを高値で買っていたのを知られたくない・・・と、倉庫に入れたまま保管したり、なかには二束三文で転売したりした例もあると聞きます。

日本人はバブル時に、カネに糸目をつけずに海外の画商(スイスが多かったと聞きます)からマチスやピカソ、セザンヌやゴッホ、モネやルノアールなどの絵画を買い漁ったのですが、それらのなかには駄作や単なる書きなぐっただけのものも多かったです。(今でも国内で彼らの作品を展示する機会があると個人所有のそれら作品が並ぶことがありますが、お世辞にも名作とは言いがたい。松方コレクションも酷いレベルですが、あれよりもさらに酷い買い物をしていたことがわかります。)

彼らは、バブル崩壊後の景気低迷時、人知れずこれらの作品を再度同じルートで海外に売却したと言われています。笑い話のような話ですが、これで稼いだカネで画商の中には個人で美術館を建てた人もいるという話です。

日本のバブル時には、山崎種二になり損ねた人達がいっぱいいました。(山種は本当に凄い。審美眼がまったく別次元だと思います。)

当時「ゲイジュツ」とされた新進気鋭の画家や彫刻家の作品は、今ではほとんど誰も知らないでしょう。

たまに「お宝鑑定団」みたいな番組に出てきたりしますが、まぁ、相変わらずお仲間価格で評価しているなぁという感覚です。実際にアレの値段で画商が買い取ってくれるとは到底思えません。

 


でまぁ、なんでこんな話をしたのかというと、いまのユニコーンはこれと似ているんじゃないか?とおいらは感じているからなんです。

たいして価値のないものを画商が投げ合って価値をつけあってた昔と似ているんじゃないの?と。

このキャッチボールにあたる作業が新規資金調達です。

時価総額100万円の会社があったとしましょう。

この会社の1割ぶん(10万円)の増資を20万円で引き受けた会社があっとしましょう。

それだけで価値が220万円になるのです。

最初の100万円が200万円の価値になり、そこに20万円がプラスされるわけです。

そういうキャッチボールをお友達のような連中同士で回しあうわけです。

こうやって未実現益がどんどん膨らむ錬金術です。

 

 

 

評価額があがっているから凄い企業なんだと思い込んでいる人が多いですが、その実ユニコーンの多くは赤字です。

しかも、赤字が拡大している会社も多いし、いつ赤字から脱却できるかみえない企業も多い。

そういったところに、金融緩和を背景にじゃぶじゃぶと資金が流れ込む・・・

これが維持できるのは、いつまででしょうか?

 

 

 

個人的には、いま起きていることはキャッチボールというよりも、さらにひどくて、どちらかというと、ババ抜きなんじゃないか?という気もします。

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まぁ、アリ「ババ」ですからババ抜きするのもアリかもしれません。

おあとがよろしいようで。

(最後にコレが言いたくて記事を書いた・・・わけではないですよ!w)