18/11/3午前

備忘録がわりにニュース記事をまとめます。

独断で掻い摘んで纏めます。

この記事は日中随時更新します。

前回はこちら:18/11/2午後


 

 

アリババ決算2018Q2

アリババ、売上成長率が落ち、利益率も悪化。営業利益も減。

個人的見解:アリババの事業はコスト上昇に悩んでいる。

現在、多くの人がトップラインで伸びれば利益率はあとから改善させられるとみているようだが、構造的にそれが難しいビジネス構造に転換してきている事に注意が必要。

 

 

 

フォルクスワーゲン、百度の自動運転プラットフォームに参加

VW taps Baidu’s Apollo platform to develop self-driving cars in China

フォルクスワーゲンが百度の自動運転プラットフォーム、アポロに参加。

フォードやボルボなど主要な欧米系メーカーとアポロの提携が広がる。

個人的見解:中国は人権意識や安全対策への意識が欧米よりも緩いため、試験がやりやすいという。

アメリカのルーキー外科医が中米とか発展途上国でミス覚悟で手術しまくるのと同じようなものか。

いっぱいミスしてどんどん上達する、そういうのを目指しているのだろう。

 

 

ユーロ圏の銀行、2年前よりもマクロ危機に強くなっているとECB

Euro zone banks increasingly resilient, ECB says in stress test

ECB定例のストレステストによれば、欧州の銀行は2年前よりもマクロ経済上のショックに耐えられるようになっているとのこと。

今回は二年前よりも厳しい条件で査定したとのこと。

ただし、テスト内容は今回も公表されていない。

 

 

 

 

テスラの収益の44%が規制クレジット

Tesla discloses more regulatory credits helped profit in Q3

テスラの開示した資料によると、3Q収益の44%が環境規制に伴う他社からのクレジット収益だったとのこと。

個人的見解:環境規制を緩和することをトランプ大統領は検討していると以前から言われています。

もしそれが実現すると、テスラにとっては痛いです。


米、日本のイラン原油輸入容認へ 制裁復活後も

原油価格高騰懸念を受け、アメリカが日本やインドなどのイラン産原油購入を容認へ。

個人的見解:ルサール問題の時と同じような展開になってきた。

トランプ大統領というひとは、ちょっとでも経済的に混乱しそうになるとすぐに初心を捨てる。

対北朝鮮でも、対サウジでも、対イランでも、対中国でも同じようなことをしている。守旧派はイイカゲンに怒りたくなるんじゃあるまいか。

 

トルコ大統領「サウジ政府最高位が指令」 記者殺害

ジャマル・カショギ氏殺害事件の問題。

トルコのエルドアン大統領は、サウジの政府最高位が命令した、と言及。

サウジ出身の反体制記者ジャマル・カショギ氏がサウジ領事館内で殺害された可能性

米英はサウジを庇えるか?ジャマル・カショギ氏殺害事件

ただし、サルマン国王ではないとしたほか、ムハンマド皇太子の名前も口にしなかったそう。

個人的見解:トルコはジャマル・カショギ氏殺害に絡み、決定的な証拠を持っている可能性。

アメリカがトルコに融和的になっているのも、トルコが何を知っているのか測りかねている部分があるんじゃないか。

 

 

ヘッジファンド苦戦、リーマン危機以来に悪化

ヘッジファンドがヘッジファンドの意味を為してない。愚か。

たぶん、日本の個人投資家の成績が一番よかったんじゃないか。

 

 

 

銅の底入れ感強まる 実需に底堅さ、減産など強材料

チリの銅公社コデルコが減産で価格下支え。

中国が環境規制のため、スクラップではなく不純物のない地金を求めているのも影響。

鉱山の開発コストは上昇中で、6000ドル割れでは開発が進まないはず、とのこと。