前営業日⇒2018年1月2日 米国株式市況概況
昨晩のNY市場はダウ、ナスダック、S&P500、ラッセル2000揃って大幅な下落。
この日は昨年12月の米ISM製造業景況指数が大幅な低下をみせたこと
【統計】米ISM製造業景況指数2018年12月~リーマンショック時以来の大幅低下~利下げ確率急上昇か
そしてAppleによる業績下方修正が重なり、朝方から売り先行
半導体などシクリカルセクターを中心に幅広い銘柄に売りが先行し大幅安となった。
セクターでみると全体相場の下落をここもと牽引してきたFAANGなどの情報技術セクターが大幅安
キャッシュレス決済として昨年物色されたクレカ銘柄も安い。
Appleの業績悪化の主因が中国経済の減速とティムクックCEOが言ったことで、広範な中国関連ビジネスへの悪影響を懸念して半導体、資本財、素材などにも売りが波及した。
いっぽう、ディフェンシブ性を期待されてREITや公益、食品の一部はややしっかり。
ブリストルマイヤーズスクイブBMYによるセルジーンCELG買収を受けバイオ株が高く、逆にメジャーどころの製薬株は安い。
個別にはアップルAAPLが下落を主導したほか、アップル株へのエクスポージャーを高めてきたバークシャーハザウェイBRK-Bも大幅安となった。
合算売買高は81.1億株