【統計】2018年10月米国債保有国ランキング
2018年10月分の米国債保有動向が発表されました。
10月はオフショア人民元相場が対米ドルで2017年以来の安値をつけてきましたが、これを中国政府が介入で阻止しようとしていたことが、今回の米国債保有状況からもみてとれます。
米国は中国が意図的に為替を人民元安誘導して輸出競争力をつけようとしていると思っているようですが、現実は全く逆ですね。
人民元の下落を加速化させないためにブレーキをひたすら踏んでいる状況がよくみえてきます。
なお、米国債保有残高2位の日本も保有残高を漸減させています。
フランス、カナダ、ドイツなどが目立って増加させています。
なぜかはよくわかりません。
なおこれまでの経緯はこちら。
2018年7月米国債保有国ランキング~中国は為替介入していない。むしろ傍観中~
2018年6月米国債保有動向~中国人民元暴落の最中、中国政府はほぼ傍観~
以上。