19/4/11~1~リビア情勢、ハリファ・ハフタル司令官が優勢/米CPI、コアは伸び鈍化/三菱UFJ、地方店舗閉鎖へ/ボーイング納入機数減
備忘録がわりにニュース記事を独断で掻い摘んでまとめます。
このニュースまとめページは日中随時更新します。
概ね4記事ごとにまとめます。
また、のちのち検索しやすいようタイトルに内容を軽く記すようにします。
前回はこちら:19/4/10~3~USMH通期決算ネガティブ/新紙幣発行で特需/IMF世界同時減速警告/2月機械受注ネガティブ
訂正:米CPI、3月は0.4%上昇 ガソリン高などで14カ月ぶり伸び率
米消費者物価指数CPIの3月
前月から0.4%上昇
前年同月比で1.9%上昇
おもにエネルギー価格上昇によるもの
コア指数は前月比0.1%上昇
前年同月比2.0%上昇
2月の2.1%上昇から鈍化
労働力のひっ迫にもかかわらず賃金上昇率は依然として高進していない。
ボーイング、納入機数2割減 墜落事故が業績直撃
ボーイングが1~3月の納入機数を発表
前年同期よりも19%低い水準とのこと。
737MAXの事故が発生し、3月半ばから納入を見合わせたことが響いた。
737MAXは非常に受注が好調で人気だった機種なわけで、今後の動向に注目が集まる。
⇒ボーイング737MAX墜落事故は『MCAS(エムキャス)』に問題か?~承認を急いだFAA(連邦航空局)の責任問題にも波及
⇒19/3/18~1~ドイツ銀とコメルツ銀が合併へ/サムスンバイオロジクス粉飾問題に検察動く/ボーイング、売上3割減も/ベーカーヒューズ社リグカウント
個人的見解:もし仮に737MAXのソフトウェアが改善されて墜落が起きない状態になったとしても、しばらくは人々は同型機に乗りたがらないはず。
となると、航空会社も今後積極的な調達を控えるだろうことが予想されるわけで、この影響は数年続く可能性があるんじゃないか、という気がする。
過去の大型事故との比較が気になるところ。
三菱UFJ証、地方の不採算店舗閉鎖検討 国内営業部門てこ入れ
三菱UFJが地方の不採算店舗を閉鎖へ。
同社は先日、海外市場部門からの撤退も表明している。
コスト削減への意識を徹底しはじめている。
個人的見解:非常にいい傾向。
三毛新社長の方針はかなりいい。
金融機関が率先して非効率を潰していくというのは、マーケットに対してもいいイメージを与えることになると思う。
日本企業は変わっていける。
「銃弾の中では難しい」リビア国内での和平協議、延期に~ハリファ・ハフタル司令官の攻勢つづく
国連の仲介でリビア和平交渉がはじまる直前、
東部を支配するハフタル司令官が攻勢を開始して、交渉を有利に進めようと首都トリポリに軍事侵攻を開始
ファイズ・シラージュ暫定首相はこれを非難するも、効果的な対応策はとれず。
欧米諸国は世俗的なシラージュ首相側を支援したいところだろうが、現実的にはハフタル氏が政権をとるだろう。
以前、フランスのマクロンが「政治的な正当性はシラージュ、軍事的な正当性はハフタルにある」といったような発言をしていたが、現状では油と軍を抑えたシラージュ側が政治的な正当性も奪う構えだ。