19/4/16~4~T&Cメディカルサイエンスの元経営者がインサイダー取引か/中国がエリクソンを独禁法で捜査/JFEケミカル、APBと提携し全樹脂電池開発に参入へ/大和ハウスの不正施工問題、取締役会への報告は発表前日
備忘録がわりにニュース記事を独断で掻い摘んでまとめます。
このニュースまとめページは日中随時更新します。
概ね4記事ごとにまとめます。
また、のちのち検索しやすいようタイトルに内容を軽く記すようにします。
前回はこちら:19/4/16~3~アシアナ航空売却へ・錦湖(クムホ)アシアナグループ/ルノーと日産の統合交渉に経産省関与/鴻海、郭台銘会長退任か?/米中貿易交渉、農産品関税ぶんを他に付け替えか?
JFEケミカル、APBと提携し「全樹脂電池」の開発参入
先日の三洋化成工業によるAPBとの協業に引き続き、JFEケミカルもAPBと提携して全樹脂電池に参入へ。
⇒【4471】三洋化成工業とAPBが全樹脂型リチウムイオン電池を開発~バイポーラ構造で製造コストも安価になる可能性
もともと日産のリーフを開発していたエンジニアの方が発明した電池とのこと。
製造方法が非常に簡単で低コスト化が実現しやすいことがメリット。
また、ゲル状樹脂で活物質を包み込んでいる&金属箔がないので短絡が起きにくく発熱しにくいとのこと。
非常に期待を集めている電池方式のひとつ。
医療機器のT&Cメディカルサイエンス、代表自らインサイダーか 上場廃止めぐり
かつてヘラクレス市場⇒ジャスダック市場に上場していたT&Cメディカルサイエンス
経営不振が長引き債務超過に転落
2017年1月に上場基準に抵触することを発表したが、その情報発表前に代表取締役の男が自社株を売り抜けていたことが発覚。
証券取引等監視委員会が強制捜査に入っているとのこと。
株価は発表前に100円台だったが、発表後は4円まで下落していたとのこと。
取締役会への報告は公表前日 大和ハウスの不適合住宅 ガバナンス甘く
大和ハウス工業の建築基準法違反問題で続報
不正行為を3年間ものあいだ隠ぺいしてきた同社だが、取締役会に担当役員が報告したのは、問題公表の前日だったとのこと。
同社はチェック機能をもつ部署を作っていたが、見抜けなかったとのこと。
しかしこのチェック機能を持つ部署、そもそもが社長直轄部署。
そして、当時の大野直竹社長はこの問題を通報2カ月後には知っていたとのこと。
なお、内部通報から社内調査をするまでにも1年半かかり、さらに取締役会にかけるまで1年半・・・大野直竹社長が17年2月の時点で取締役会に諮れば、こんな問題にならなかったのでは?
というか、本当に大野直竹社長で情報が止まっていたのか、それとも実はその上にまで情報が行っていたのか、そこもまた問題だ。
この会社のガバナンスがどうなっているのか、甚だ疑問。
⇒大和ハウス工業でも建築基準法違反~独立基礎の問題解決には多大なコスト発生の可能性
中国当局、エリクソンを調査 ファーウェイ排除に対抗か
中国政府がエリクソンを調査
知財ライセンスをめぐる独禁法違反容疑とのこと。
エリクソンは5G網の構築でファーウェイ、ノキアと共に3トップを形成する一角。
ファーウェイ製品へ欧米がプレッシャーを加えるなか、中国としても牽制としてエリクソンに圧力をかけているのではないか、との見方も。
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