やっぱり思った通りだった件~しっぽが胴体を振り回す展開くるか?
相変わらず、Amazonとソフトバンクには要注意
10月11日に書いたこちらの記事で
10月10日米国株式市場急落を受けた当面の見通し~ソフトバンクとアマゾンに注目
目先、動きに勢いがあるためすぐには下げ止まりそうにない。
非常に強い下値支持線(蛍光緑)があるにはあるが、そこは軽く割ってきそうである。
前回2月の急落局面と同じくらい下げるとすると、紺色の水準まで押すことになる。
が、そこまで下がると、今度は蛍光緑のトレンドラインが上値として意識されやすい。今後みるべきはAMZNの動向。明らかにファンダからみたら買われ過ぎであり、
崩れたときのサポートがほとんどない。
これが主導するようだと、前回安値を割って明確な世界同時株安局面となる。そして、しっぽが胴体を振り回す展開になる可能性が高い。
と書きました。
どや!?
あたった\(^o^)/
まぁ、当たって当然みたいな相場だったんで、そんなドヤ顔するほどのものじゃありません。
重要なのはこのあと。
しっぽが胴体を振り回す展開くるか?
ということ。
株価は経済を反映する鏡と言われますが、同時に、株価が経済を動かすこともあります。
とくにETFへの投資が膨らんでいる状態ではなおさらです。
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とりあえず、2月の急落と同じだけ動くなら2596が下値支持ということになります。
この程度であれば想定内でしょう。
問題は、これ以上さがるかどうか?
個人的には、その可能性もあると思っています。
特に、バリュエーションの高すぎる銘柄、Amazonなどの動向でしょう。
また、IPOバブルで潤っていた銘柄が誘爆するリスクにも注意が必要。
とりあえず、ここらへんの見通しは以前から変化なしです。
スタートアップバブル・ユニコーンバブルの崩壊に注意~アリババ、ソフトバンクからみえること~
2月の急落の時点では、景気後退へのリスクは見えていない人が多かったと思いますが、ここもと出てきた統計と決算で、循環的な景気後退が見えてきています。
ただ、すでにかなり多くの銘柄はすでに下落傾向を示しており、これらの銘柄は下げてもタカが知れている。
問題はGAAFAとかFAANGなどといわれる銘柄。
これらのうち、特に割高なAMZNやNFLXなどがどうなるか。
IPO市場が冷え込んだときのソフトバンクの財務への問題。
とくにソフトバンクはサウジ、ムハンマド皇太子との関係も問題です。
サウジへの金融制裁の可能性でソフトバンクの株価が暴落中~PIFとSVFへの波及が焦点
とりあえずここらへんがポイントだと思います。
以上。