2019年3月21日米国株式市況概況～米株ヒートマップ・S&P500・米国債・WTI原油チャート～

米国株式ヒートマップ

FOMCで量的金融緩和引き締めの中止が視野に入り、利下げ期待すら浮上する展開に。

金利は低下し、市場はリスクオンで反応する展開となった。

こうした展開を受け金融セクター以外のほぼ全セクターが上昇。

特にこの日の相場を牽引したのは、アップルAAPLや半導体関連

昨年後半の下落を主導した銘柄群であり、相場の勢いを感じさせる展開となっていた。

個別にはこの日上場したばかりのリーバイストラウスLEVIが32%も上昇。

公開価格からの大幅な上昇に市場のセンチメントの好転を感じる展開に。

また決算が減益だったもののしっかりした収益状況を確認できたマイクロン・テクノロジーズMUが10%近く上昇したほか

半導体製造装置関連、データストレージ関連なども総じて上昇。

ザイリンクスXLNX、スカイワークスSWKSなどの5G関連も上昇したほか

マイクロソフトMSFTは高値更新

いっぽう、アルツハイマー治療薬アデュカヌマブの治験中止と伝わったバイオジェンが30%近い大幅安

市場の期待が高かったことがよくわかる展開となっており、日本市場にも波及して共同開発していたエーザイ株がS安となった。

なお、合算売買高は75.9億株

ここもとの平均的な出来高であった。