【統計】2019年Q1世界スマートフォン出荷台数
2019年Q1の世界スマホ出荷台数
IDCが定例のスマートフォン世界出荷台数を発表しました。
今回2019年Q1(1月~3月)はサムスンがトップをキープしたものの、ファーウェイが非常に高い伸びを示してアップルを抜き去り、サムスンに迫る勢いとなっています。
Smartphone Shipments Fall Deeper, Market Leaders not Spared. https://t.co/J6Ct00reaX #technologynews pic.twitter.com/Uw5GH8qzR1
— IDC | Sub-Saharan Africa (@IDC_SSA) May 2, 2019
Company | 1Q19 Shipment Volumes | 1Q19 Market Share | 1Q18 Shipment Volumes | 1Q18 Market Share | Year-Over-Year Change |
1. Samsung | 71.9 | 23.1% | 78.2 | 23.5% | -8.1% |
2. Huawei | 59.1 | 19.0% | 39.3 | 11.8% | 50.3% |
3. Apple | 36.4 | 11.7% | 52.2 | 15.7% | -30.2% |
4. Xiaomi | 25.0 | 8.0% | 27.8 | 8.4% | -10.2% |
5. vivo* | 23.2 | 7.5% | 18.7 | 5.6% | 24.0% |
5. OPPO* | 23.1 | 7.4% | 24.6 | 7.4% | -6.0% |
Others | 72.1 | 23.2% | 91.9 | 27.6% | -21.5% |
Total | 310.8 | 100.0% | 332.7 | 100.0% | -6.6% |
上位6のメーカーのうちApple以外は、中国が4メーカー、韓国が1メーカーなど東アジア勢となっております。
とくに中国のファーウェイの勢いは非常に強く、前年同月比でみると50.3%もの伸びとなっています。
これに対してアップルは30%減となっており、Appleに依存したサプライヤーが没落するとともに、
ファーウェイに供給してきた中国の部品産業、特にカメラユニットなどのメーカーのなかに、大きく業績を伸ばした企業があったことはこれからもよくわかります。
とりあえず、今後もこの傾向は続きそうであり、各社の動向が気になるところです。
ファーウェイ関連記事
ファーウェイが独自OSを開発中~米制裁でandroidを使用できなくなった場合を想定か
ファーウェイが米国政府を提訴へ~NDAA(国防権限法)第889条は憲法違反~
トランプ大統領が米産業界に対して5G実用化で苦言~ファーウェイを念頭においたもの???
5G基地局向けコアチップ『Huawei TIANGANG』の強みは、実証実験が済んでいること~他社がファーウェイに追い付くには1年以上必要か?
米司法省がファーウェイを起訴~T-mobileの『Tappy/タッピー』の写真を撮ったことなどが理由だが、動画はYoutubeに載ってる件・・・~
ファーウェイ(Huawei)が5G対応チップセット『Balong 5000(バロン5000)』の仕様を発表~MWCでフォルダブルスマートフォンの発表も~
ファーウェイ(華為技術/Huawei)のスマホ販売が過去最高売上を記録
ファーウェイ傘下の半導体設計企業『HiSilicon(ハイシリコン/海思半導体)』
ファーウェイがARMベースのCPU『Kunpeng 920』とサーバーシリーズ『TaiShan』を発表
スプリント(Sprint)とTモバイル(T-Mobile)の合併を対米外国投資委員会(CFIUS)が承認~背景にファーウェイ製品の排除~
携帯大手3社がファーウェイ(華為技術/Huawei)排除へ~報復措置として狙われる産業は?二社寡占による価格高騰も?
ファーウェイショックが市場を襲う~米中首脳会談の当日にCFOを逮捕
華為技術(ファーウェイ/Huawei)の孟晩舟CFO(英語名Cathy Meng)、カナダで拘束される~対イラン制裁に違反か?
米国がHuawei(華為技術/ファーウェイ)製通信機器の使用排除を同盟国に要請
ファーウェイが自社開発のAscend 910を搭載したサーバーを販売へ~Nvidia、Intelなどに対抗へ
。